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デリケートゾーンを鍛えるトレーニング

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デリケートゾーンを鍛えるトレーニング

デリケートゾーン周辺の筋力が弱ってくると、いろいろ支障が起きるといわれています。お腹がぽっこり出てきたり、お尻が垂れてくる、膣がゆるむなど、さまざまな症状が起きるようです。こうした症状を解消するのにピッタリなのがデリケートゾーンのトレーニングです。どのようなトレーニングをするのが有効なのか、いろいろ紹介していきます。

デリケートゾーンのトレーニングの必要性

一般的に女性は出産を経験すると、膣が緩むといわれています。とはいえ、時間の経過とともにもとにある程度まで戻りますが、そのまま放置しておくと年齢を重ねると共にまた緩んでしまいます。

膣が緩んでいるのは骨盤底筋の衰えが原因ともいえます。骨盤底筋が衰えると尿漏れや頻尿など、さまざまなトラブルが発生します。

骨盤底筋の筋力が衰えてしまうのは、下半身を動かさなくなったことが大きな原因の一つになっているのではないでしょうか。最近では下半身を動かさない若い女性も多く、尿漏れなどのトラブルに見舞われているケースも多いようです。

現在ではどの家も洋式トイレが標準になっていますが、昔は和式トイレが当たり前でした。和式トイレを利用するたび、しゃがんでその体勢をキープし、さらに立ち上がるといった骨盤底筋を自然と鍛えていました。

また、世の中が便利になっていくほど、下半身の筋肉を使う機会も減ってきています。階段をのぼる、雑巾がけをするなど、昔は日常的に当たり前だった動作も少なくなってきたので、骨盤底筋はさらに衰えることになりました。

こうした動作は日常の生活で行えなくなってきていますので、骨盤底筋の衰えを解消するには意識的に骨盤底筋をトレーニングする必要があります。

寝転がったまま簡単にできるデリケートゾーントレーニング

デリケートゾーンのトレーニングを行う場合、最初から厳しいトレーニングを行うのではなく、毎日無理せず継続できることを始めるのが良いでしょう。

骨盤底筋トレーニングはどんな体勢でも実践できますが、最初は寝転がったままできる簡単なトレーニングから開始してみましょう。骨盤底筋トレーニングに限らず、どんなトレーニングでも継続しなければ意味がありません。毎日続けられる簡単なトレーニングから始め、慣れてきたら少しずつハードルを上げていくようにしましょう。

1.まず仰向けに寝転がったまま、膝の下にクッションや枕などを入れます。
2.握りこぶしが一つ入る程度に足を開きます。自然にひざが曲がっている体勢になるようにしましょう。
3.大きく深呼吸をし、息を吐くときに膣や肛門に力を入れ、そのまま2、3秒息を止めてその状態をキープします。
4.息を吸うときに力をゆっくり緩めます。これを1日10回程度繰り返します。

朝晩繰り返しトレーニングできるよう、目覚めたときと寝る前に習慣づけるようにしましょう。

場所を選ばない!いつでもどこでもできるデリケートゾーントレーニング

立っている状態で簡単にできる骨盤底筋トレーニングなら、場所を選ばずいつでもトレーニングを行うことができます。通勤時間や会社の朝礼中、料理をしている最中など、さまざまなシーンでトレーニングを実践できます。

1.肩幅ぐらいに足を広げ、そのままゆっくり息を吸いながら肛門周囲を締めていきます。膣を一緒に引き上げるイメージで行いましょう。
2.これ以上締められないというところまできたら息を止めて、そのまま5秒キープし、次は5秒ほどかけてゆっくり息を吐きながら緩めていきます。

1日5回程度繰り返すことで、効果が見られるようになります。

ながらトレーニングで行える膣ケア

テレビを見ているときや、本を読んでいるときなどに実践できるトレーニングもあります。特に何もしていないときはながらトレーニングをするよう、習慣づけると良いでしょう。

1.両かかとをつけて背筋をピンと伸ばし、つま先を外側に向けて立ちます。
2.ゆっくり深呼吸をしながらつま先を膝のほうに曲げていきます。
3.膣を体内に引き込むようなイメージで、ゆっくりと膝を伸ばしながら内ももをくっつけていきます。

これを1日10回程度繰り返すと、骨盤底筋が鍛えられます。

普段から意識することが大切

デリケートゾーンのトレーニングをすることも大切ですが、普段の生活をしているときから膣を引き締めることを意識しているだけで、大きく変わってきます。

下半身の筋肉を大きく使う階段の上り下がりや屈伸運動、下半身を使うストレッチなどを積極的にとりいれることも、骨盤底筋を鍛えることに有効です。

尿漏れや頻尿などの症状が出た場合、病院で治療を受けることも大切ですが、骨盤底筋の筋力をアップさせることも必要です。いくら治療をしても骨盤底筋の筋力が衰えたままでは同じ症状を繰り返してしまうこともあります。

骨盤底筋のトレーニングは座ったままや立ったままでも簡単に行えるので、スキマ時間にトレーニングする習慣をつけると良いでしょう。

デリケートゾーンのトレーニングを行うことで、骨盤底筋の筋力アップが期待できます。とレーニングをおよそ1カ月程度続けることで効果が表れますので、あせらずゆっくり継続していくことが大事です。

骨盤底筋を鍛えると膣のゆるみや尿漏れなどの改善が期待できますが、それ以外にもウエストが細くなったり、ヒップアップの効果も期待できるので、頑張って継続していきましょう。

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