デリケートゾーンのかゆみはなぜ起きるの? 知っておきたい2つの原因
デリケートゾーンに関するお悩みの中でも、特に女性たちにとって身近なのが、「かゆみ」です。汗をかいたときや生理時に、猛烈な辛さを感じる方も少なくありません。単なる「かゆみ」だからと放っておくと、さらなるトラブルにつながってしまう可能性も。デリケートゾーンにかゆみが生じる原因や対処法、病気の可能性などについて解説していきます。
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デリケートゾーンのかゆみ、原因その1「皮膚への負担」
デリケートゾーンにかゆみが生じる原因は、大きくわけて2つあります。1つめは、「皮膚への刺激」です。デリケートゾーンの皮膚は非常に薄く、ちょっとした刺激でも皮膚トラブルの原因になってしまいます。
ではどのような刺激が皮膚の負担となってしまうのでしょうか。
・下着による締め付け
・汗や生理中のムレ
・ナプキンによるかぶれ
通気性の悪い下着や肌質に合わない下着を身につけているときには、かゆみが生じるリスクも高くなります。
また皮膚が敏感になる生理中は、特に注意が必要です。経血の影響で湿気がこもりやすく、紙ナプキンとの接触が皮膚への刺激になりやすいです。「普段はかゆみを感じないけれど、生理中になると辛い!」という場合には、こちらのパターンに当てはまる可能性が高いと考えられます。
デリケートゾーンのかゆみ、原因その2「感染症」
デリケートゾーンにかゆみが生じる原因の2つめは、感染症です。皮膚のかぶれとは違って、こちらは立派な病気です。かゆみは大切な自覚症状の一つ。的確にキャッチして、早めに対処する必要があります。
デリケートゾーンにかゆみを生じる感染症としては、以下のようなものが挙げられます。
・細菌性膣炎
・カンジダ膣炎
・トリコモナス膣炎
・性器ヘルペス
・白癬症
・尖圭コンジローマ
性感染症や性病もあれば、体内のちょっとした変化が原因で、細菌が増殖している可能性もあります。どの病気にも共通しているのが「かゆみ」という自覚症状です。自身の病気を確かめるためには、かゆみが生じている部位や、その他の状況についてもチェックしてみる必要があります。
特にヒントになりやすいのは、「おりもの」の状態についてです。量や色、臭いなど、普段と異なる点がないかどうかを確認すると良いでしょう。
適切な対処法をとることが重要!
デリケートゾーンにかゆみが生じたら、原因別に適切な対処をすることが大切です。もしも皮膚への刺激がかゆみの原因になっているなら、皮膚への負担を軽減しましょう。下着選びでは、「通気性の良さ」や「肌馴染みの良さ」にこだわってください。生理時の刺激が辛いときには、布ナプキンを取り入れると負担を軽減できる可能性があります。
また、デリケートゾーンが乾燥していると、より強いかゆみを感じてしまいがち。デリケートゾーンの専用ケアアイテムで保湿をすることで、かゆみを軽減できる可能性があります。
一方で感染症が原因と考えられる場合には、医療機関を受診するのがベストです。どのような病気にかかっているのか、自分だけで判断するのは危険です。医師のもとできちんと検査を受けることで、適切な解決策も見えてくるでしょう。病名がはっきりしたら、抗生物質や膣剤などを用いて治療を進めていきます。
皮膚への負担が原因なら、セルフケアで改善も可能
デリケートゾーンのかゆみは、理由がはっきりしないまま、長年にわたり悩みを抱える女性も多くいます。細菌性膣炎やカンジダ膣炎の場合には、きちんと治療をしても再発してしまうことも考えられます。自宅でセルフケアをし、上手に乗り越えるのも良いでしょう。
とはいえ、間違った石鹸やケア用品でセルフケアを行うと、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。たとえば「かゆみがあるから清潔にしなくちゃ!」と膣内を洗浄し過ぎると、膣の自浄作用を奪ってしまいます。適切なバランスを保てなくなり、かえってかゆみが強くなることもあります。デリケートゾーンのセルフケアは、ギノフィットシリーズの専用のケア用品を使って、優しく行うのがオススメです。
まとめ
デリケートゾーンのかゆみは、女性であれば多くの人が経験する悩みです。それにもかかわらず、場所が場所だけに「人に相談できず、自分だけで抱え込んでいる」というケースも少なくないのが現実です。
かゆみを感じたら、まずは「何が原因なのか」を確かめることが大切です。普段の生活の中で、どんな瞬間にかゆみを感じるのかという点や、その他の自覚症状がないかどうかチェックしてみましょう。専門医を頼るのも良いですし、ギノフィットシリーズを使って、まずは自分で自宅ケアをしても良いですね。商品に関する質問やご使用方法など、専門スタッフがお答えしますのでお気軽にメールでお問い合わせください。