自宅で始められるデリケートゾーンのケア
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自宅で始められるデリケートゾーンのケア
デリケートゾーンをケアする方法はいくつかあります。ムダ毛の処理、ニオイ対策、黒ずみ予防といったところが代表的なものとなります。これらはサロンなどでプロに行ってもらうのもよいのですが、自宅でも自分でケアすることができます。ただし、デリケートゾーンに負担をかけないように正しい方法で行う必要があります。
デリケートゾーンのムダ毛の処理をする
デリケートゾーンのムダ毛は道具を使って処理することになります、カミソリ、毛抜き、電気シェーバー、脱毛ワックスなどが代表的なものです。
手軽に処理ができるとなると、カミソリや電気シェーバーということになります。ですが、男性が髭を剃るのとは違い、皮膚が弱いためあまり刺激を与えないようにする必要があります。
まずは蒸しタオルをつくり、処理をしたい部分に軽く当てます。蒸しタオルを湿らせて30秒ほど電子レンジで加熱すれば、簡単につくることができます。ただし、電子レンジから出してすぐはかなり高温になっているので、やけどに注意しましょう。その後はシェービングクリームやワセリンなどを使って、肌を保護しながらというのが処理をしていきます。
Vラインに関しては完全に剃ってしまうこともできますが、好みの形に揃えることも可能です。下着や水着にはみ出さないようにするだけであれば、あまりこだわる必要はありません。
一般的には逆三角形型が多いようです。他には卵型や長方形などといった形もあります。もちろん、ハート型など好きな形にデザインすることができます。
処理が終わったあとは保湿用のクリームなどを使用し、しっかりと保湿を行っておきます。
ミルクタイプやローションタイプの、べとつかないタイプがよさそうです。保湿をきちんと行っておかないと、後々トラブルの元になってしまいます。
脱毛の場合は自分でやるよりは、脱毛サロンや脱毛クリニックで行ってもらうほうが良いかもしれません。特に永久脱毛となると自宅はできませんし、専用のクリニックに行かなければ行うことができません。
自宅でできるデリケートゾーンのニオイのケア
デリケートゾーンのニオイは、汚れや雑菌の繁殖によるものです。ですから、きちんと洗って汚れや雑菌を落として清潔にしておくことが、ニオイのケアには大切なのです。特にデリケートゾーンは複雑な形をしているため、さっと拭いただけでは汚れが残り、それが汗で蒸れて雑菌が繁殖してしまいます。
デリケートゾーンの洗い方としては、まず石鹸やボディシャンプーを使わないということです。必ずデリケートゾーン専用のものを使用しましょう。
というのも、デリケートゾーンは皮膚でも粘膜に近いため、刺激に弱くなっています。石鹸やボディシャンプーの場合、刺激が強すぎるため、繰り返し使用しているとトラブルの元になってしまうのです。
また、膣内などは善玉菌であるデーデルライン杆菌という乳酸菌によって、自浄作用が働いています。この自浄作用が弱くならないように、洗いすぎにも注意が必要なのです。
洗いすぎてしまうとこのデーデルライン杆菌までは洗い流されてしまい、しっかりと洗ったはずが、よりニオイが気になるようになってしまうのです。しっかりと洗ってもニオイが気になるという方は洗いすぎていないかどうかを確認してみましょう。
膣内環境を整えるジェルなども市販されているので、ニオイが気になる方はこういった製品を使ってみてもいいかもしれません。雑菌や真菌の繁殖を防ぐことができるのです。
デリケートゾーンの黒ずみを自宅でケアしよう
デリケートゾーンの黒ずみが気になるという人も多いのではないでしょうか。経年の変化で仕方がないと思っているかもしれませんが、きちんとした処理をすれば自宅でもこの黒ずみもケアすることができるのです。
デリケートゾーンの黒ずみの原因は日焼けと同じで、メラニン色素が生成されて沈着してしまうことです。これは下着やナプキンなどが、肌とすれることによる刺激によるものです。
この刺激をゼロにするというのは難しいですから、刺激を弱めるためのケアが大切です。中でも一番大切なのが保湿です。表面を保湿してあげることが擦れにより刺激やそのほかの刺激から肌を守ることが可能になるのです。また、保湿クリームも美白に有効な成分を含んだものであればより効果的に行うことができます。
保湿に関しては黒ずみだけでなく、ニオイのケアやムダ毛の処理でも大切になってきますから、しっかりとケアを行いましょう。デリケートゾーンの乾燥は、黒ずみだけでなく、ニオイやかゆみなどさまざまなトラブルの原因となってしまうのです。
まとめ
デリケートゾーンのケアに関しては自宅でも十分可能なものです。ムダ毛の処理に関しては、どのように処理するかによっては、自宅ではなくプロにお願いしなければならない場合もあります。
ニオイや黒ずみのケアにしても同様なのですが、基本的にはデリケートゾーンを清潔にして乾燥させないというのが一番のケアです。ギノフィットのふき取りシートやケアオイルなど、日々のケアには便利な市販品もあるので、利用してみるのも良さそうです。
また、蒸れもいろいろなトラブルの原因となるため、下着は通気性のよいものであまり締め付けの強くないものを選んだほうがよさそうです。どんなケアでも日々の積み重ねが大切ですが、ムダ毛処理だけは期間をあけて肌に負担をかけないようにしましょう。