5人に1人が経験する! 女性に身近なカンジダ膣炎の原因・対処法とは?
女性のデリケートゾーンのお悩みの中でも、よく知られているのが「カンジダ膣炎」です。いつもとは違う感じがして病院を受診したら、実はカンジダ膣炎だった!なんて話もありますよね。もしかして私も……!?と悩んでいる方に向けて、カンジダ膣炎の特徴や原因、なってしまったときの対処法など、知っておきたい知識をわかりやすく紹介していきます。
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カンジダ膣炎の原因は?
カンジダ膣炎の原因は、カビの一種である「カンジダ菌」です。「え、カビ……!?」と戸惑う方も多いかもしれませんが、どうか安心してください。このカンジダ菌は、人間の体内にもともといる常在菌の一種です。いわゆる悪玉菌の一種ですが、酸性に保たれている体内環境の中では、人間に対して悪さをすることはありません。
問題は、体内のバランスが崩れ、カンジダ菌が異常に繁殖してしまったとき。膣内の炎症を引き起こし、さまざまな不快症状を生み出してしまいます。体内のバランスが崩れる原因としては、以下のような要因が挙げられます。
・疲れや体調不良による免疫力低下
・デリケートゾーンのムレ
・ホルモンバランスの変化
・抗生剤の使用
ちょっとした体調の変化が原因となり、カンジダ膣炎になってしまう可能性もあるのです。
5人に1人は経験している身近な病気!
カンジダ膣炎は、成人女性にとって非常に身近な病気です。もともと体内に存在する菌が原因となっているわけですから、それも当然のこと。「カンジダ膣炎なんて恥ずかしい!」という感情を抱く方もいるかもしれませんが、実は約20%の女性はカンジダ膣炎を経験したことがあると言われています。
特にカンジダ膣炎になりやすいと言われているのが、妊娠中の女性です。ホルモンバランスが急激に変化することで、カンジダ菌が異常に繁殖してしまうケースがあります。
また自身の体調に左右されやすい病気でもありますから、ごく稀に、体力の低下した幼児や年配の方がかかることもあります。女性であれば、誰にとっても身近な病気であることを自覚して、常日頃から症状をチェックする必要があるでしょう。
カンジダ膣炎の症状は「かゆみ」と「おりもの」
では実際にカンジダ膣炎になってしまったときには、どのような症状があらわれるのでしょうか。「もしかするとカンジダ膣炎かも……!」と思ったときには、以下の項目に当てはまる点がないかどうか、確認してみてください。
・外陰部に強いかゆみがある
・ヨーグルトやチーズのような、特徴的なおりものがある
・おりものの量が多い
・外陰部にピリピリとした刺激がある
・性交時にかゆみや痛みを感じる
カンジダ膣炎で特徴的なのは、「強いかゆみ」と「おりものの状態」です。感染の初期段階では、白くヨーグルトのようなおりものが増えます。その後症状がひどくなるにつれて、ポロポロとしたかすのような、白い固形のおりものに変化していきます。
ピリピリとした刺激を訴える方がいる一方で、無症状のまま病気を放置してしまう方もいます。
また妊娠中のカンジダ膣炎には特に注意が必要です。お腹の中にいるときには、カンジダ膣炎が赤ちゃんに悪影響を与えることはありません。しかし出産時に産道を通ることで、赤ちゃんが病気に感染してしまうことがあります。出産までに完治させる他、それが難しいときには赤ちゃんに感染しないよう、気を付ける必要があります。
再発を防ぐためにはセルフケアも重要!
女性にとって身近なカンジダ膣炎は、再発しやすい病気としても知られています。ちょっとした体調不良やホルモンバランスの変化が原因で、一年に数回再発してしまう方もいます。
辛い症状を繰り返さないためには、セルフケアも重要なポイントと言えるでしょう。体内のバランスを正常化するためのアイテムを、賢く取り入れてみてください。
まとめ
「デリケートゾーンのお悩みなんて、恥ずかしい……」と感じる方もいるかもしれませんが、女性にとっては身近なもの。正しい知識をもって、素早く対処することが大切です。ギノフィット細菌性膣炎対策ジェルは膣内のPHバランスを酸性に整えるアプローチをするので、カンジダ膣炎にも有効です。また解決策を講じて改善できたら、次に同じ悩みを抱えないよう対策を行うことも重要なポイント。
ギノフィットでは女性の体を守るための専用アイテムも多数ありますから、目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。